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予防歯科・GBTメンテナンス

Preventive dentistry

予防歯科・GBTメインテナンス(Guided Biofilm Therapy)|埼玉県さいたま市北区宮原の歯医者・歯科は再治療0%を追求した関口デンタルオフィス埼玉

Preventive dentistry

予防歯科

予防歯科とは

予防歯科

歯に何か問題が起きてから歯医者に行くという考え方では、歯を失う道を選んでいると言っても過言ではありません。

予防歯科とは、何か問題が起きてから治療するのではなく『痛くなる前に予防にすることで歯を守る』という考え方です。そのためには、歯科医院でのプロフェッショナルケアと、自宅で行うセルフケアの両方が大切です。

毎日一生懸命歯を磨いているのに、むし歯になったり歯茎が腫れたりするといったような経験はありませんか?セルフケアだけでは、歯垢や歯石を完全に取り除くことが出来ません。歯科医院で、定期的にPMTCや口腔内診査、ブラッシング指導などを受け、むし歯や歯周病にならない健康なお口を維持していきましょう。

定期検診(メンテナンス)

むし歯も歯周病も細菌感染症であると同時に、治療を終えても生活習慣を改善しなければ再発しやすい生活習慣病の一つです。ということは、高血圧症や糖尿病と同じようにむし歯も歯周病も予防出来る病気なのです。
予防の為に当院では、2~6ヶ月での間でその方のお口の状態に合わせて期間を決め定期検診を勧めています。

生活から見直すむし歯リスク管理が出来ます

サリバテスト(唾液検査)

サリバテスト(唾液検査)

なぜむし歯になるのかご存知ですか?
歯を磨かなかったから?甘いものばかり食べていたから?
これらはどちらも正解ですが、これらだけが原因ではありません。むし歯の原因には他に、唾液の量や質、食事習慣、更にむし歯にさせる細菌が大きく関わってきます。

サリバテストとは、一人ひとりそれぞれがこういった原因のうちどの原因が当てはまり、どの様に改善していけば今後むし歯のリスクを減らしていけるのかを検査する方法です。

サリバテストでは
  • 唾液の量
  • 唾液緩衝能(お口の中のphを正常に戻す働き)
  • ミュータンス菌(むし歯のきっかけを作る菌)の数
  • ラクトバチラス菌(むし歯を進行させる菌) の数
  • 食事内容や習慣 などを検査します。

また、この検査ではただ単に数値化するのではなく培養した細菌(コロニー)や検査結果をまとめたグラフを直接見ていただくことで、ご自身のむし歯リスクを理解し予防していく大切なツールです。

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡

お口の中の細菌を調べましょう!

お口の中には500~700種類の細菌が生息していると言われています。
その細菌がむし歯や歯周病を引き起こすことで歯は失われてしまいます。
当医院では『位相差顕微鏡』を使用することで、お口の中の細菌の種類や量を定期的に観察することをおすすめいたします。

歯周病を引き起こす細菌は、歯周病治療を行ったとしても『ゼロ』にすることはできません。
ただし、極力数を減らすことで歯周病の進行を抑制したり、再発を少なくすることにつながると考えております。

位相差顕微鏡とは、お口の中の細菌を確認できる特殊な顕微鏡のことです。この位相差顕微鏡で歯周病の原因菌が特定できます。
歯周病は歯石やプラークの中に含まれる細菌によって引き起こされますが、口の中に住んでいる細菌は数百種類、歯周病に関連している菌は数十種類と言われています。 そのため、歯周病と一言で言っても、患者様によって原因となっている細菌の種類は異なります。
原因となっている細菌がわかることで、その人にあった治療方法や歯周病の進行リスクがわかるようになります。

位相差顕微鏡検査を行うメリット

  • ①プラークが単なる磨き残しや食べかすではなく、細菌の塊であることが理解できます。
  • ②若年者の場合は、細菌を確認しておりくとで将来に歯周病になるリスクが予測できます。
    若年者に限らず、幼児から青年期の方も、継続してメンテナンスしていくことの大切さが理解できます。
    結果的に、歯周病、むし歯を予防することにつながります。
  • ③菌叢を経時的に比較することにより、お口の中の菌叢の変化を知ることができます。
    継続したメンテナンスの重要性を確認できます。

メンテナンスの内容

口腔内検査

患者様ご自身が気になる部位だけでなく、むし歯が出来ていないか、歯茎が腫れていないか、口腔粘膜に異変はないかなどチェックしていきます。

レントゲン撮影

自覚症状が無い場合でも必要に応じて1~2年に一度レントゲン撮影を行うことをお勧めしています。このレントゲン撮影での最大のメリットは目で見るだけでは確認出来ない、歯を支えている骨や、顎関節、歯の根っこの状態などを正確に把握出来るようにし、症状が出るより早く病変を発見出来ることです。

当院では身体への負担が少なくなるよう、被ばく量の少ないデジタル歯科用CT・レントゲンを導入しておりますのでご安心ください。

口腔内写真

お口の現状の把握や記録、治療前後の比較や説明の為にお口の中の写真をカメラで撮影します。普段なかなかご自身の口腔内をきちんと見る機会は少ないと思いますが、メンテナンスを重ね、徐々にセルフケアも上達するとどれだけお口の状態が変わるのか、写真で比べると患者様ご自身でもはっきりとご自覚出来てモチベーションアップにも繋がります。

歯周ポケット検査

プローブという器具を用いて、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)の深さを調べる検査のことです。毎回記録し、以前と比較することで歯周病の兆候を見逃さないようにしています。

ブラッシング指導

『歯磨きしているのにむし歯になってしまう』一つの原因として、ご自身にあったブラッシングが行われていないことにあります。

染色液でどれだけ汚れが残っているのか、残っている部位はどこなのかチェックすることでその方の磨き方の癖がわかってきます。

ブラッシング指導はお子様だけが受けるものではありません。大人の方もご自身の磨き方の癖や苦手部位、それらを克服する方法がきちんとわからず今まで通りの磨き方を繰り返していては、また同じようにむし歯になり歯を削らなければならなくなるのです。むし歯を繰り返さない為にも、正しいブラッシング方法を身に付けご自身にあったセルフケアを続けましょう。

スケーリング(歯石取り)

主に『超音波スケーラー』や『シックルスケーラー』という器具を用いて、むし歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)や、歯ブラシでは取れなくなった歯石を除去して行きます。

歯石とは歯面に付着したプラークに唾液中のリンやカルシウムが混じって石灰化したもので、歯に強固に付着しています。表面が粗造になっており、更にプラークが付着しやすい構造をしている為、定期的に除去することでむし歯や歯周病の予防が出来るのです。

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

通常の歯磨きでは落としきれない歯垢や歯の表面についているバイオフィルムという細菌の膜を専門の器具を使って除去することで、歯のエナメル質へのカルシウム補給を促し、再石灰化を促進させむし歯の予防になります。

また、浅い歯周ポケット内(1~3mm)のバイオフィルムも除去出来るので、歯茎の状態を改善し歯周病予防にも繋がります。

PMTCを行うことで、歯の表面もツルツルになり本来の白さが蘇るだけでなく、暫くの間は汚れも付きにくくなり口臭の予防にも役立ちます。

ワンランク上の歯のクリーニング

エアフロ―

エアフローにて歯の表面に付着したバイオフィルムを短時間で除去していきますので、歯磨きでは難しい部分のプラークを綺麗に磨き上げ痛みなく汚れを取り除くことができます。また使用後は、汚れの再付着も防いでくれます。
通常のものとは格段に違う洗浄力と爽快感です。

このような人にオススメです

  • ①口臭が気になる
  • ②着色が気になる
  • ③歯周治療が終わった方
  • ④矯正治療中の方
  • ⑤被せ物やブリッジ・インプラントで治療した方
  • ⑥若々しい自然な歯の色を維持したい方
フッ素塗布

フッ素には「歯の再石灰化を助ける」「歯質を強くする」「むし歯菌の活動を抑制する」といった効果があります。これらの効果は定期的にフッ素を取り入れることで高まりますので、ご家庭でのセルフケアにフッ素配合の歯磨き粉やジェルなどの使用をお勧めしております。

また当院ではPMTCの際にもフッ素入りのペーストを用いておりますが、むし歯のリスクの高い方やお子様に関しては、メンテナンス終了後に高濃度のフッ素塗布を行うこともあります。

Guided Biofilm Therapy

GBTメンテナンス

当院で最新の予防システムを導入いたしました

むし歯や歯周病を予防するためには、定期的なメンテナンスが必要となります。
そこで、より精度の高い、治療を皆様にご提供させていただくために、新しい予防システムを導入いたしました。

GBTとは

GBT

GBT(Guided Biofilm Therapy)とは、従来の歯面掃除(歯石除去)とは違った、バイオフィルム(むし歯の原因)を除去できる新しい予防システムです。
バイオフィルムが可視化できるよう染出しすることで容易に除去することが可能になりました。

バイオフィルムとは

バイオフィルムとは、歯の表面に溜まる、歯垢(プラーク)のことを言います。日常生活で見かけるバイオフィルムは、台所やお風呂の排水のネバネバしたものだと思ってもらえればイメージしやすいかと思います。
口の中で言うと、しっかりと付着して剥がれにくく、細菌の塊で、プラーク(歯垢)がネバネバした膜のことです。この膜には、細菌が多く潜んでおり、むし歯や歯周病の原因となります。

従来のメンテナンスとこれまでの治療法とは

従来のメンテナンスは、「歯石」に着目しており、スケーリングやルートプルーニング等の歯石除去を行っており、それによって痛みを引き起こしたり歯を傷つけるリスクもありました。
また、消毒剤や抗菌剤、研磨剤等を使用し、重度の歯周病患者には外科手術が行われます。従来の治療法では高齢者の方や妊婦の方に対するリスクが非常に高く健康な方であってもリスクを伴います。

GBTは何が違うのか

GBTでは、消毒剤や抗菌剤、研磨剤を使用せず、特殊なパウダーを機械を使って吹き付けてバイオフィルムを除去を行うため、歯にとって優しい治療法です。
GBTは「バイオフィルム」に着目しておりバイオフィルムを優先的に除去ができ、吹き付ける際、歯肉や歯にダメージを与えないため、体にも優しく、痛みもほとんどありません。
また、特殊な症例を除き外科手術も基本行わないため全ての患者様に対して安全で確実な歯周病治療が可能となります。
矯正治療中の方、入れ歯をしている方、審美歯科治療をしている方、インプラントが入っている方等様々な治療ケースにも対応でき、お子様のむし歯予防にも効果的です。

GBTを行う目的

健康な歯質の維持

健康な歯質の維持

エアフローは象牙質、エナメル質、セメント質、歯肉など、さまざまな歯科組織に対する侵襲性を抑えつつ、患者様の快適製を追求しております。また、子どもや大人のむし歯や歯周病の予防に効果的です。

矯正装置の維持

矯正装置の維持

矯正装置は、日々のブラッシングでは磨きづらい部位があるためバイオフィルムの繁殖をより招いてしまい、矯正装置であるワイヤーの摩擦やう蝕、歯肉炎を誘発してしまいます。
エアフローをプラスパウダーと一緒に用いると、磨きづらく問題の起きやすかった部位の清掃がしやすくなり矯正装置や歯を傷つけずバイオフィルムを除去することができます。

う蝕予防

う蝕予防

バイオフィルムは肉眼では確認が難しく染出しすることで可視化でき容易に取り除くことができます。GBTにより、子どもの方や大人の方のむし歯や歯周病の予防をしやすくなります。

審美修復物の維持

審美修復物の維持

歯肉退縮は審美修復物にとって大きなマイナス要素となります。定期的にバイオフィルムを取り除きメンテナンスをすることで審美修復物周辺のステインや着色を防ぎます。

GBTコンセプトに基づいた、メンテナンスの流れ

GBTコンセプトに基づいた、メンテナンスの流れ

1

診査

  • 口腔内状況の確認と歯周組織検査。
  • 問診を行い、お口の中の検査、レントゲン、細菌検査、口腔内写真、生活習慣の内容等も診査します。
  • 洗口液を用いて洗口します。
診査
2

染出し

  • 染出し液を使用し、バイオフィルムを可視化。
  • むし歯や歯周病の原因となるバイオフィルムを取り除きます。
  • バイオフィルムを取り除くと歯石の検知が容易になります。
染出し
3

情報提供

  • 患者様の予防意識を高め最適な治療法を提案。
  • ブラッシング指導を行い、患者様に合った歯ブラシやフロス等の説明をします。
情報提供
4

歯肉縁上・縁下のエアフロー

  • エアーフローはバイオフィルム、早期歯石、ステインを取り除き、歯面研磨を行うことが出来る。
  • 天然歯、インプラント、修復物にエアーフローを使用します。
  • 歯肉縁上および縁下の最大4mm までの歯肉溝に対して14μm のプラスパウダーを用い、バイオフィルムを取り除きます。
  • エナメル質上に残ったステインを除去するためにエアフローパウダーレモンを使用します。
EMS社のエアフローは従来の機器と比べて、ここが違います
  • バイオフィルムを取り除ける
  • 歯や歯ぐきを傷つけない

従来の機器では歯の表面の汚れは除去出来ますが「バイオフィルム」まで除去することは出来ません。
また、歯のクリーニングにおいては痛みを伴うケースも通常ありましたがEMS社のエアフローは処置中に痛みを伴うことはほとんどありません。

歯肉縁上・縁下のエアフロー
歯肉縁上・縁下のエアフロー
5

歯肉縁下のペリオフロー

  • 歯肉縁下4mmから9mmまでの歯周ポケット内にあるバイオフィルムを除去。
  • 天然歯の深いポケット、インプラント周囲粘膜炎、根分岐部にエアフローパウダープラスを使用する。
  • 目盛り付きのペリオフローノズルを使用し、ポケットの深さを調べます。

歯肉縁下のペリオフロー
歯肉縁下のペリオフロー
6

スマートピエゾンとPSチップ

  • 最小侵襲性のPIEZON®機器を使用し、残った歯石の除去。
  • 歯肉縁上および縁下10mm までには、低侵襲なPIEZON®チップPS を使用します。
  • 10mm を超えるポケットには、ミニキュレットを使用します。
  • インプラント補綴周囲や修復物は、PIEZON®チップPI を使用します。

スマートピエゾンとPSチップ
7

指差し確認

  • バイオフィルムが残っていないか最終チェックをします。
  • 歯石除去が完全にできたかチェックします。
  • 齲蝕の有無を正確に診断します。
  • 歯面にフッ素を塗り保護します。
指差し確認
指差し確認
8

リコール予約

  • お口の健康=QOLの向上。
  • リスク分析に従った上でリコール時期を計画します。
  • 患者様に治療を評価してもらいます。
リコール予約

よくあるご質問

どれくらいの頻度で行うのが良いのですか?
メンテナンスでは汚れのつき具合や歯周病の程度などを考慮し年に2〜4回行います。
年齢制限などありますか?
3歳から可能ではありますが、処置が上手にできるかにより変わります。
保険適用はしますか?
当医院は保険内で行っております。
他院に通院してるのですが、GBTだけお願いすることはできますか?
原則保険内での検査を行ったのちGBTを実施しておりますが、そのような場合に関しては自由診療にて可能となります。
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