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抜歯後に歯ぐきがへこんだまま…骨が痩せるとインプラントが難しくなる理由|さいたま市北区宮原の歯医者・歯科で審美インプラント治療|関口デンタルオフィス埼玉

抜歯後に歯ぐきがへこんだまま…骨が痩せるとインプラントが難しくなる理由

 

 

抜歯後、歯ぐきがへこんできた気がしていませんか

 

 

「鏡を見たら歯ぐきが落ちていた」という気づき

抜歯後しばらく経ってから鏡を見ると、歯があった部分の歯ぐきがへこんでいることに気づく——そうした経験をお持ちの方は少なくありません。仮歯を入れないまま過ごしていると、歯ぐきの形が変わっていく様子が目でわかるほど進む場合があります。

このへこみは、歯ぐきの表面だけに起きているわけではありません。歯ぐきの下にある歯槽骨(歯を支える骨)が、歯を失ったことで吸収され、ボリュームが失われていく過程が外側から見えている状態です。見た目の変化は、骨の変化を映し出すサインと言えるでしょう。

 

放置してしまう理由と、焦りが出てくるタイミング

抜歯後に次の処置を受けないまま時間が経ってしまう背景には、「痛みがないから急がなくていい」「費用や通院の負担が気になって踏み出せない」といった事情が重なっていることが多いものです。奥歯であれば日常生活で見えにくく、問題を先送りしやすい場所でもあります。

ところが、インプラントを含む歯の補綴(歯を補う治療)を検討し始めたとき、初めて「もしかしてへこみが進んでいる?」と気になり出す方が多くいます。インターネットで調べると「骨が痩せるとインプラントが難しくなる」という情報が目に入り、焦りを感じるタイミングがやってくる——これは多くの方に共通する経緯です。

 

「もうインプラントは無理かも」という不安の正体

「抜歯からかなり時間が経ってしまった。インプラントを入れる骨がもう残っていないのでは」という不安は、歯槽骨が吸収されるという事実を知ったときに自然に生じる感覚です。しかし、骨が減っているからといって、インプラントの選択肢がすぐに閉ざされるわけではありません。

骨の状態は、実際に歯科用CTなどで精密に診査してみなければ正確にはわかりません。骨量が不足している場合でも、骨造成と呼ばれる骨を補う処置を組み合わせることで、インプラント治療を検討できるケースがあります。「もう無理かも」という不安の多くは、現状の骨の状態を確認する前の段階で生まれているものです。まず状態を把握することが、判断の出発点になります。

 

 

 

抜歯後に歯ぐきがへこむ、そのとき骨で起きていること

 

 

歯槽骨が存在する理由と、歯を失った後の変化

歯槽骨は「歯を支えるために存在する骨」であり、歯の根が埋まることで初めてその形と密度が維持されます。つまり、歯槽骨の存在意義は歯の根そのものにあると言えるでしょう。

歯を抜いた瞬間、歯槽骨はその「存在理由」を失います。骨は荷重や刺激に応じて自らを維持・再生しようとする性質を持っていますが、歯の根が消えると、この刺激が骨に伝わらなくなります。その結果、骨を形成する細胞の活動が低下し、骨を吸収する細胞の働きが相対的に優位になっていきます。

この変化は痛みを伴わず、じわじわと進行するため、気づきにくい性質があります。鏡で「歯ぐきがへこんだ気がする」と感じたとき、すでにその水面下では骨量の変化が起きていると考えてよいでしょう。

 

抜歯直後から始まる骨吸収のスピード感

骨吸収は抜歯後すぐに始まり、特に最初の数か月間は変化のスピードが速いとされています。抜歯後の早い段階で歯槽骨の高さと幅が縮小していくことは、歯科臨床において広く知られた現象です。

骨の変化は水平方向(歯ぐきの厚み)と垂直方向(骨の高さ)の両方で進みます。水平方向の減少は特に早い段階で顕著になりやすく、その後も垂直方向の変化が続いていく傾向があります。仮歯もブリッジも入れないまま抜歯部位を放置した場合、骨が自然に戻ることはなく、変化は一方向にしか進みません。

「数か月様子を見ていた」という状況は、骨吸収が進行し続けていた期間でもあります。焦る必要はありませんが、現在の骨の状態を把握するために歯科で評価を受けることが、次の選択肢を考える第一歩になります。

 

歯ぐきのへこみが「見た目」ではなく「骨量のサイン」である理由

歯ぐきがへこんで見える現象は、単に歯がなくなったスペースの問題ではなく、その下の骨が吸収されたことを皮膚(粘膜)として反映しているサインです。歯ぐきの形は骨の形に沿っているため、骨が減れば歯ぐきもそれに追従して下がり、陥没したように見えます。

この視覚的な変化を「見た目だけの問題」と捉えると、判断を誤る可能性があります。へこみの深さや範囲は、失われた骨の量とある程度連動しており、インプラントを将来的に検討する上での重要な手がかりになります。

もちろん、外側から目視できる変化だけでは骨量の正確な評価はできません。骨の高さ・幅・密度を立体的に把握するには、歯科用CTによる精密な検査が必要です。「へこんでいる=インプラントが無理」でも「へこんでいなければ問題ない」でもなく、実際の骨の状態を検査で確認することが判断の出発点になります。

 

 

 

骨が痩せると、インプラントにどんな影響が出るか

 

 

インプラントが骨に頼る仕組みと必要な骨量の目安

インプラントが安定して機能するためには、埋め込むチタン製の人工歯根が周囲の骨としっかり結合することが前提となります。この結合のプロセスは「骨結合」と呼ばれ、骨がインプラント表面に密着・定着することで初めて噛む力に耐えられる状態が生まれます。

そのため、インプラントを支えるだけの骨量が確保されていることが不可欠です。一般的な目安として、埋入するインプラントの直径と長さを包み込むだけの骨の幅と高さが必要とされており、骨が薄かったり高さが不足していたりすると、インプラントを正しい角度・深さで埋め入れることが物理的に難しくなります。

歯を失った後に何もしないまま時間が経過すると、この「支える土台」自体が細くなっていく点が、抜歯後の放置が治療計画に影響を与える根本的な理由です。

 

骨が薄くなると起きる「埋入できない・安定しない」問題

骨量が一定水準を下回った状態でインプラント埋入を行うと、2つの問題が生じやすくなります。1つは、そもそも適切な位置にインプラントを配置できないという「埋入困難」の問題です。骨の幅が薄ければ、チタン製の人工歯根を収めるスペースを確保できず、隣接する神経や血管への影響を避けながら埋入することが難しくなります。

もう1つは、埋入できたとしても骨との結合が不安定になるリスクです。骨量が少ない状態では骨結合の面積そのものが小さくなるため、結合が不十分なまま上部の歯(補綴物)に噛む力が加わると、インプラントが定着しきれない可能性が出てきます。

こうした状況に対しては、骨造成によって骨量を補ってからインプラント埋入を行う流れが検討されますが、骨が薄くなった段階まで進んでいると、造成に必要な処置の規模も変わってきます。

 

放置期間が長いほど治療の難度が上がる理由

歯槽骨の吸収は、抜歯直後から進み始め、時間の経過とともに骨の幅・高さの両方が失われていきます。特に抜歯後の初期段階では骨量の変化が速く、その後も緩やかながら吸収が続くため、放置期間が長くなるほど残存骨量が少なくなっていく傾向があります。

骨が大きく失われた状態でインプラントを目指す場合、骨造成の範囲が広がるだけでなく、造成した骨が十分に成熟するまでの待機期間も加わります。結果として、治療全体のステップ数が増え、期間も費用も変動しやすくなります。「まだ症状がないから」と様子を見ているあいだにも、骨の状態は変化し続けている点を意識しておくことが、治療の選択肢を広げることにつながります。

現在の骨量がどの程度残っているかは、外見や自覚症状からは判断できません。歯科用CTを用いた断面画像での確認によって初めて、骨の高さ・幅・密度を数値として把握することが可能になります。

 

 

 

歯科医が骨量不足を判断するときに見ていること

 

 

歯科用CTで確認する骨の高さ・幅・密度

インプラントの適応可否を判断する際、歯科医がもっとも重視するのは「骨の三次元的な状態」です。レントゲンでも骨の大まかな様子は把握できますが、奥行きや細かな形状は平面画像だけでは読み取りにくい部分があります。当院では歯科用CTを用いた精密な診断を行っており、骨の高さ・幅・密度をそれぞれ立体的に確認しています。

インプラントを埋入するには、骨の高さと水平方向の幅が一定以上確保されている必要があります。上顎の奥歯では上顎洞(鼻の横にある空洞)との距離も重要な確認ポイントです。骨密度が極端に低い場合は、インプラントが骨としっかり結合するまでの期間が通常より長くなることも知られています。CTによって得られる断面データは、こうした条件を一度に把握できるという点で、治療方針を立てる上での根拠になります。

 

抜歯後の経過期間と骨吸収量の相関

抜歯からの経過期間が長いほど、骨吸収が進んでいる可能性が高くなる傾向があります。骨吸収は抜歯直後から始まり、最初の数ヶ月で急速に進行した後、比較的ゆるやかなペースで続くことが一般的です。そのため、数ヶ月間そのままにしていた場合と、1〜2年が経過した場合とでは、残存している骨量に相当な差が生じていることがあります。

歯科医は診察の際、抜歯からどれくらい期間が経つかを確認します。これは骨吸収の進行度合いを推測するための手がかりになるからです。ただし、骨吸収のスピードには個人差があり、もともとの骨量や全身の状態によっても変化します。「数ヶ月経ったからもう手遅れかもしれない」と感じている方もいるかもしれませんが、経過期間だけで適否が決まるわけではなく、CTで現在の状態を確認することが判断の出発点になります。

 

全身状態・生活習慣が骨造成の適応に影響するケース

骨の量だけでなく、患者様の全身状態や生活習慣も、骨造成の適応を検討する際の重要な確認事項です。糖尿病のコントロール状態が良好でない場合や、心臓に関わる持病がある場合は、インプラント治療の前に主治医との連携が必要になることがあります。こうした背景がある方は、治療開始前にあらかじめ担当医に伝えておくことが欠かせません。

喫煙習慣については、歯周組織の血流に影響を与えるとされており、骨造成を伴う処置の結果に関わる要因として歯科の臨床でも認識されています。骨造成の種類によっては、喫煙者への適応を慎重に検討するケースがある点が知られています。生活習慣は自分では「治療に関係ない」と思いがちですが、外科的な処置を含む治療計画において、医師が総合的に状態を把握するために欠かせない情報です。初診の段階でこれらを正直に伝えることが、実現可能な治療計画を立てることに直結します。

 

 

 

骨が足りなくてもインプラントを目指せる3つの骨造成

 

 

GBR(骨誘導再生法)で骨量を補う考え方

GBRとは、骨が不足している部位に人工骨や自家骨などの骨補填材を填入し、専用のメンブレン(骨の再生を誘導する遮断膜)で覆うことで、新しい骨の形成を促す術式です。インプラントを埋入するのに必要な骨の幅や高さが足りない場合に、骨造成の代表的な選択肢として検討されます。

メンブレンで覆う理由は、周囲の軟組織が先に入り込まないようにするためです。骨は再生スピードが遅く、そのまま放置すると骨より先に歯肉側の組織が空間を埋めてしまいます。メンブレンで空間を確保することで、骨が優先的に形成される環境が整います。当院ではGBRに対応しており、骨量が不十分と判断された場合に適応を検討しています。

 

上顎奥歯に対応するサイナスリフト・ソケットリフト

上顎の奥歯を失った場合に骨が足りなくなりやすい理由は、上顎洞(鼻の横にある空洞)の存在にあります。上顎の骨はもともと下顎より薄く、抜歯後の骨吸収に加えて上顎洞が下方へ拡大するため、インプラントを埋入するための垂直方向の骨量が確保しにくい部位です。

この問題に対応する骨造成がサイナスリフトとソケットリフトです。サイナスリフトは上顎洞の側面から骨補填材を填入する術式で、骨量が著しく少ない症例に適応されます。ソケットリフトはインプラントの埋入窩(穴)から上顎洞底を持ち上げる方法で、比較的骨が残っている場合に選択されます。当院では両術式に対応しており、残存骨量の状態に応じてどちらが適切かを判断しています。

 

抜歯と同時に骨を守るソケットプリザベーションという選択

ソケットプリザベーション(抜歯窩保存術)は、抜歯と同時に骨補填材を填入することで、抜歯後に起こる骨吸収を最小限に抑えることを目的とした処置です。骨が「痩せてしまった後に補う」ではなく、「痩せる前に守る」という発想で行われる点が他の骨造成と異なります。

抜歯後の骨吸収は抜歯直後から始まり、特に最初の数か月で急速に進むことが知られています。このタイミングで骨を温存できれば、後からGBRやサイナスリフトといった大がかりな骨造成が不要になるケースもあります。「今から抜歯を控えているが、インプラントも考えている」という患者様にとって、骨造成の負担を将来的に抑えられる可能性がある選択肢といえます。当院では料金表にもソケットプリザベーションを明示しており、抜歯前の段階から治療計画の中で検討することが可能です。

 

 

 

骨造成を伴うインプラント、治療の流れと期間の変化

 

 

骨造成あり・なしで変わる治療ステップの違い

骨量が十分な場合と骨造成が必要な場合では、インプラント治療のステップ数が明確に異なります。骨量が足りていれば、精密検査・インプラント埋入・上部構造(人工歯)の装着という大まかな3段階で進めることができます。一方、骨造成が必要な場合は、このプロセスに「骨を育てる期間」が加わります。

骨造成の方法によって順序も変わります。GBRはインプラント埋入と同時に行うケースと、先行して骨を作ってから埋入するケースに分かれます。サイナスリフトは上顎洞の底面を持ち上げた後、骨が落ち着くまで一定期間待つことが多く、埋入は骨の成熟を確認してから行うのが一般的です。ソケットプリザベーションは抜歯と同時に処置するため、骨を「守る」という位置づけになります。抜歯後の骨吸収を抑えることで、後のインプラント埋入をスムーズにする効果が期待されます。

 

骨が成熟するまでに必要なおおよその期間

骨造成後、インプラントを安定して支えられる骨になるまでには、一定の成熟期間が必要です。GBRでは骨の再生に3〜6か月程度を要するとされており、その後インプラントを埋入し、さらにオッセオインテグレーション(インプラントと骨が結合するプロセス)の期間を経てから人工歯へと進みます。

サイナスリフトを先行して行う場合は、骨移植後の待機期間が加わるため、全体の治療期間が骨造成なしの場合より長くなる傾向があります。骨造成を伴わないシンプルなケースでは概ね6〜8か月程度が目安になることが多いのに対し、骨造成ありのケースでは12〜18か月以上かかることも珍しくありません。ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、実際の期間は骨の状態・造成範囲・個人の治癒力によって大きく異なります。治療計画の段階でCTによる骨量評価を行い、より具体的なスケジュールを確認することが現実的な見通しを立てるうえで役立ちます。

 

さいたま市での通院を想定したスケジュール感

骨造成を伴う治療では、来院回数と通院期間の両面で計画を立てることが、日常生活への影響を最小限にする鍵になります。処置後に腫れや違和感が生じやすい時期は、できるだけ術後の安静と経過観察のための通院を確保することが求められます。骨造成やインプラント埋入の前後は集中的に来院し、骨が成熟する待機期間中は定期的な経過確認のみというリズムになるのが一般的です。

「仕事や家事の合間に通えるか不安」と感じる方もいらっしゃいます。関口デンタルオフィス埼玉はさいたま市北区に位置し、東武バス「宮原小学校」バス停から徒歩3分でアクセスできます。治療のステップごとに来院頻度は変わるため、初診の段階で骨の状態をCTで精密に確認し、治療計画と合わせて通院スケジュールの見通しをご案内しています。骨の状態によって何が必要かが変わるため、まず現在の状況を把握することが、現実的な計画づくりの出発点になります。

 

 

 

入れ歯・ブリッジとインプラント、骨の観点から比べると

 

 

入れ歯・ブリッジが選ばれる状況と骨吸収が続くリスク

入れ歯やブリッジは骨の量に関係なく装着できる点で、骨量が不十分な場合や全身状態の問題でインプラントを選べない状況では現実的な選択肢になります。特に複数の歯を一度に補う場合、治療期間が短く済む点も選ばれる理由の一つです。

ただし、どちらも歯槽骨への直接的な力の伝達がない構造のため、顎の骨に「噛む刺激」が届きません。骨は日常的な噛む力によって維持される性質があり、刺激が失われると吸収が継続する傾向があります。入れ歯やブリッジで見た目や咀嚼機能をある程度補いながらも、土台となる骨は変化し続けるという点は、長期的な口腔の状態を考える上で無視しにくい要素です。

 

インプラントが骨吸収を抑える仕組み

インプラントは顎骨に直接埋め込む構造のため、噛む際の力が骨に伝わります。この刺激が骨の細胞を活性化し、骨量の維持につながると考えられています。歯を失った後に起こる骨吸収の進行を抑制する観点では、インプラントは入れ歯やブリッジとは異なる働きを持つ治療法と言えるでしょう。

また、ブリッジは隣接する健康な歯を削って支台とする構造が一般的です。支えとなる歯への負担が長期にわたって蓄積することで、隣接歯の歯根や歯を支える組織に影響が出る場合もあります。インプラントは失った歯の部分だけで完結するため、周囲の歯への直接的な力の集中が生じにくいという特徴があります。

 

治療選択に迷ったときに確認したい判断の軸

どの治療を選ぶかは、現在の骨の量と質・全身の健康状態・通院できる期間・費用など、複数の条件が絡み合います。「インプラントがよい」「入れ歯で十分」という一律の答えは存在せず、個別の状態によって適切な選択肢は変わってきます。

判断の出発点として確認したいのは、現在の顎の骨がどのような状態にあるかです。歯科用CTを用いた精密な検査によって、骨の高さや幅、密度を三次元で把握することができます。その結果を踏まえて、骨造成を伴うインプラントが現実的かどうか、あるいは別の選択肢を優先すべきかを具体的に判断することになります。「まだインプラントはできないと思っていた」という方でも、検査を受けることで選択肢の全体像が見えてくるケースがあります。

 

 

 

骨造成を伴う治療でよくある疑問への回答

 

 

骨造成の手術は痛い?腫れはどの程度続く?

骨造成を伴う手術は、麻酔が効いている間は痛みをほとんど感じない場合が多いですが、術後に一定の腫れや違和感が生じることがあります。腫れのピークは術後2〜3日ごろで、その後じわじわと落ち着いていくのが一般的なパターンです。

腫れの程度は処置の範囲によって異なり、骨の補填量が多いケースほど術後の反応が強く出ることがあります。患者様の全身状態や回復力の個人差も影響するため、一概に「○日で治まる」とは言いきれません。

術後の痛みについては処方された鎮痛薬でコントロールできることが多く、日常生活に支障をきたすほど長引くケースはそれほど多くないとされています。担当の歯科医師が術後管理の方針を説明しますので、不安な点はその場で確認しておくことで、回復期間中の見通しが立てやすくなります。

 

費用がどこまで増えるか見えない不安

骨造成を伴うインプラント治療の費用に不安を感じるのは、治療の全貌が見えないまま話が進む印象があるためです。「結局いくらかかるのか」という点は、多くの患者様が気になるポイントと言えるでしょう。

骨造成の費用は術式によって異なります。GBRとソケットリフト、サイナスリフトではそれぞれ処置の範囲と材料が違うため、費用も変わります。当院では治療開始前に、必要な骨造成の内容とそれに伴う費用を含めた治療計画をご提示するようにしています。

「まず診てもらった後で追加費用が際限なく増えていくのでは」という懸念は理解できます。治療計画の提示段階で「この処置にはいくらかかるのか」を具体的に確認することが、費用の見通しを立てる上で実際に有効です。疑問点があれば、カウンセリングの段階で遠慮なく確認することをお勧めします。

 

骨造成後にうまくいかないケースはあるのか

骨造成が計画通りに進まないケースがあることは、正直にお伝えしておく必要があります。補填した骨が十分に定着しない、感染が生じるといった経過をたどることが、一定の頻度で起こり得るとされています。

リスクに影響する主な要因として、全身疾患の有無や喫煙習慣が挙げられます。喫煙習慣がある場合は歯周組織への血流が低下し、骨の定着を妨げることがあります。糖尿病などの全身疾患がある場合には、術前に内科主治医との情報共有が必要になるケースもあります。

「うまくいかないかもしれない」という不安は、治療を踏み出せない理由になりやすい感情です。ただし、リスクの高低は事前の精密検査でかなりの部分を把握できます。当院では歯科用CTを用いて骨の状態を詳細に確認した上で治療計画を立てており、リスクの高いケースでは計画の修正や段階的な対応を検討します。

 

 

 

「もう遅い」と思う前に、相談すべき理由

 

 

骨吸収は止まらないが、対応できる段階がある

抜歯後の骨吸収は自然に止まることはありませんが、骨の状態に応じた治療の選択肢は、現時点では残っている可能性があります。「あのとき相談しておけばよかった」と思いながらも踏み出せないまま数ヶ月が経過した、という経緯を持つ方は少なくありません。

骨吸収の進行速度は個人差があり、抜歯後の経過期間だけでインプラントの適応が決まるわけではありません。骨の高さや幅が一定量残っていれば、骨造成を組み合わせて治療を進められるケースがあります。逆に、吸収がかなり進んだ段階では、骨造成の規模が大きくなり、治療全体の期間や身体的な負担が増すことも考えられます。

「もう手遅れかもしれない」という感覚は、骨の実際の状態を見る前に結論を出してしまっている状態です。現時点で何ができるかは、検査を経て初めて明らかになります。

 

初診でわかること、CT検査で確認できること

初診時の検査で、骨の状態をある程度把握することができます。当院では歯科用CTを用いた精密な診断を行っており、骨の高さ・幅・密度を三次元的に確認することで、インプラント埋入に必要な骨量が現時点でどれくらいあるかを評価します。

レントゲンだけでは分かりにくい骨の厚みや、上顎洞との距離なども、CTによって立体的に把握できます。この情報をもとに、骨造成が必要かどうか、どの術式が適しているかという治療計画の骨格が見えてきます。当院では検査結果を画像とともにご説明し、複数の治療選択肢を提示する形でカウンセリングを行っています。

「自分の骨がどのくらい残っているか知りたい」という動機だけでも、初診を受ける十分な理由になります。検査を受けた結果、現時点での治療方針が明確になり、不安が軽減されることも少なくありません。

 

セカンドオピニオンとして相談することのハードルの低さ

「今かかっている歯科医院で特に何も言われなかった」「他の医院に相談していいのか分からない」という方でも、セカンドオピニオンとして別の歯科医院に相談することは、医療上まったく問題ありません。むしろ、治療方針に疑問がある場合や、選択肢を広げて考えたい場合には、積極的に活用していただける仕組みです。

抜歯後に放置していた期間があったとしても、それを責められる場で相談することは誰も求めていません。現在の骨の状態を客観的に確認し、今できる治療の選択肢を整理することが、相談の本来の目的です。

さいたま市内や近隣にお住まいで、抜歯後の歯ぐきのへこみやインプラント治療について気になっていることがあれば、関口デンタルオフィス埼玉(インプラント)にご相談ください。現在の骨の状態から何が選択できるかを、一緒に確認することができます。

 

 

 

骨が痩せていても、まず状態を確かめることから

 

 

この記事で確認できた重要なポイント

抜歯後に歯ぐきがへこんでくる現象は、見た目の変化ではなく歯槽骨が吸収されているサインであり、この変化は抜歯直後から進行します。骨が失われると、インプラントを支えるための土台そのものが薄くなるため、治療の選択肢や手順が変わってくる場合があります。

骨量が不足している場合でも、GBRやソケットプリザベーション、サイナスリフト・ソケットリフトといった骨造成の手続きを組み合わせることで、インプラント治療を検討できるケースがあります。骨造成を伴う場合は治療ステップが増え、期間も変わりますが、「骨が足りないから治療できない」と決めるのは、精密検査による現状把握が前提です。

入れ歯やブリッジと異なり、インプラントは骨への刺激を保つことで吸収を抑える効果が期待されます。どの選択肢が自分の状態に合うかは、歯科用CTを用いた骨の高さ・幅・密度の確認と、全身状態を含めた総合的な評価によって初めて判断できます。

 

骨造成・インプラントに向き合う当院の診療姿勢

関口デンタルオフィス埼玉(インプラント)では、初診時に歯周病検査・口腔内写真撮影・レントゲン検査を行い、現在の骨や歯ぐきの状態を丁寧に確認するところから診療を始めます。歯科用CTを用いた精密な診断により、骨の残存量や上顎洞との位置関係など、平面のレントゲンだけでは把握しにくい情報を立体的に把握することが可能です。

カウンセリングルームを設け、検査結果をもとに複数の治療計画をご提示する方針をとっています。「骨が薄くてもインプラントを目指したい」「まず現状を知りたいだけ」など、患者様のご希望や生活背景に応じた選択肢を丁寧にご説明します。骨造成に対応しているかどうか、どのような術式が自分の状態に適しているかは、担当歯科医師との対話の中で初めて見えてくるものです。

当院ではGBR・ソケットプリザベーション・サイナスリフト・ソケットリフトなど、骨量不足に対応した術式に取り組んでいます。骨の状態が思わしくない場合でも、まず丁寧な検査で現状を把握することが、治療の方向性を決める第一歩になります。

 

気になる方が最初に踏み出せる一歩

「もう手遅れかもしれない」と感じているからこそ、受診のタイミングを躊躇してしまう方が少なくありません。しかし骨吸収は時間とともに進む性質があるため、確認を先送りにすることで選択肢が狭まるリスクがあります。今の状態を正確に把握することが、治療の可否を判断するうえでもっとも有効な行動です。

歯ぐきのへこみが気になりはじめた段階、あるいは「インプラントを考えているが骨が心配」という段階での受診は、決して早すぎません。現時点での骨の状態を歯科用CTで確認し、治療の全体像を把握することが、後悔のない選択への近道になります。

さいたま市周辺で抜歯後の経過や骨の状態が気になる方、インプラント治療を視野に入れているが何から始めればよいかわからない方は、関口デンタルオフィス埼玉(インプラント)にご相談ください。現在の状態に応じた診断と、複数の選択肢のご提示に対応しています。

 

 

埼玉県大宮の再治療0%を追求した
審美歯科セラミック治療ガイド

監修:関口デンタルオフィス大宮
住所:埼玉県さいたま市北区宮原町4-134-24
電話番号:048-652-1182

*監修者
関口デンタルオフィス大宮
院長 関口 亮

*経歴
・2008年 日本大学歯学部卒業
日本大学歯学部臨床研修部入局
・2009年 日本大学歯学部補綴学第一講座入局
専修医
顎関節症科兼任
・2014年 同医局退局
関口デンタルオフィス開院

*所属学会
日本補綴歯科学会
日本口腔インプラント学会

*スタディークラブ
JSCT(Jiads Study Club Tokyo)
CIDアクティブメンバー(Center of Implant Dentistry)

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