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骨が少ない場合のインプラント治療とは(上顎:サイナスリフト編)

こんにちわ!院長の関口です。

今月はインプラント治療についてお話ししたいと思います。

インプラント治療とは歯を失った部位に他の歯を傷つけることなく、天然歯に近い状態で噛めるようにできる優れた治療一つで、歯を失った部分の骨に人工のチタンでできたインプラント(ネジのようなもの)を埋入する治療のことを指します。

そのため埋入したい場所に骨がない場合はインプラント治療を断念するか、あるいは骨造成といって骨様の組織をその部位に再建し、インプラントを埋入していくかの二択になります。

そこで今回は、上顎の奥歯の骨がない場合に行われる骨造成の一つについて焦点を当ててみたいと思います。

まず上顎にインプラント治療を行う際には、鼻の横に存在する上顎洞(maxillary sinus)と言われる空洞の位置が重要になります。

上顎洞というのは、蓄膿症という病気で膿がたまる箇所の一つで、もしかしたら皆様の中にも耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

奥歯を抜歯した場合は、この上顎洞と呼ばれる部分が経年的に下方に垂れ下がってきてしまうことがあり、その様になってしまうと、いざインプラントをしたいとなっても垂直的に骨が不足してしまうということが少なくありません。

そこでその問題を解決するために行われる処置の一つがサイナスリフトになります。

この治療は上顎洞の粘膜を挙上することで、その下にできたスペースに骨造成を行うことを言います。

実際のCT画像にて解説していきたいと思います!

こちらは顔を正面から見たCT画像になりますが、青い部分が既存骨・オレンジの線で囲まれた黒い部分が上顎洞になります。

この状態で簡易的にインプラントをプランニングするとインプラントが上顎洞に突き抜けてしまっているのがお分かりいただけますでしょうか?(゚o゚;;(緑色がシュミレーション上のインプラント)

この様な状態ではインプラントが骨に全て埋まっていないばかりでなく、上顎洞の粘膜を破ることで上顎洞にばい菌が侵入し膿が溜まってしまうなどの症状が出てしまいます。

そのため上顎洞を傷つけることなく、インプラントが突き出てしまう高さ分、骨造成を行なっていきました。

その際、挙上する上顎洞粘膜は非常に薄いので破れない様にマイクロスコープにて拡大視野を確保し、骨造成には牛骨由来の骨移植剤を使用しております。

すると骨造成した部分が白くなっており、インプラントをシュミレーションすると全て骨内に収まる様に骨造成が行われているのがお分かりいただけると思います!

この後は移植剤が固まるまで当医院では最低6ヶ月以上待機し、その後インプラントの埋入を行なっていきます。

以上、サイナスリフトの解説でした!

なんとなくお分かりいただけましたでしょうか?(゚o゚;;

インプラント治療で骨が不足している場合の治療のオプションは様々存在し、患者様の骨の状態によって最適なものを選択しております。

骨の不足によりインプラント治療が困難と診断を受けた場合でも、もしかしたら骨造成により可能になるかもしれません!

インプラント治療でお悩みの方は当医院に一度ご相談していただければと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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