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関口デンタルオフィスです。
本日は歯科領域における自由診療のメリットについてお話しします。
【4】最適な被せ物を使用できる
保険診療では、右の犬歯~左の犬歯までの最大6本しか白色の被せ物を使うことができません。また、「白色」とはいっても、金属の表面をレジン(プラスチック)で覆ったものでしかありません。
そのため変色していきますし、それほど丈夫ではありません。さらに奥歯には、原則として銀色の被せ物をすることになります。
ですが自由診療ではそのような制限は全くありませんから、白色の被せ物を奥歯にも入れることが可能です。
また、ハイブリッドセラミック(プラスチックと陶器を混ぜたもの)、メタルセラミック(陶器を金属で覆ったもの)、オールセラミック(全て陶器)など色々な材質のものから選択できるため、患者さんにとって最適な被せ物を使うことができます。
【5】被せ物の適合度が高い
自由診療は、保険診療に比べて技巧が丁寧になりますし、型も精密に取ることができます。そのため被せ物が歯に合いやすいです。
一方、保険診療では、歯と被せ物の境目に段差やスキマが発生しやすく、そこに汚れが蓄積して、細菌が繁殖して、歯周病や虫歯になりやすくなってしまう恐れがあります。
つまり、「見た目」のみならず「(虫歯や歯周病を防ぐという意味での)安全性」に関しても、自由診療のほうが優れていると言えるのです。
【6】接着剤も良質
接着剤を用いて、被せ物を歯につけることになります。ただ、保険診療で利用する接着剤は、涎によって溶解する可能性があります。接着剤が溶解してスキマが生じ、そこに細菌が侵入して虫歯が発生する恐れもありますし、被せ物が外れるケースもないわけではありません。
自由診療の場合、涎によって溶解しにくく、より接着性能が高い接着剤を使います。
ちなみに、あくまで例えですが「保険診療で使う接着剤はボンドレベル。自由診療で使う接着剤はアロンアルフア以上」などと表現されることもあります。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
さいたま市北区にある歯医者・歯科
『関口デンタルオフィス』
埼玉県さいたま市北区宮原町4丁目134−24
TEL:048-652-1182