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関口デンタルオフィスです。
今日は、舌に苔のようなものが形成される主要な要因について説明します。
唾液は、舌苔を引き起こす物質を洗浄する役割があります。しかし、舌の表面が角質化し、凹凸が大きくなると、食物の残留物が集まりやすくなり、唾液の洗浄効果が完全には機能しないことがあります。
舌の表面には上皮細胞の残りや食物のかすが存在し、これらは含まれるタンパク質により細菌の栄養源となります。細菌が増加すると、舌苔も増加し、舌の表面に容易に蓄積します。
舌の筋力が下がると、舌が下降し、上顎への上昇が不十分になります。この状態では、唾液による舌の洗浄能力や上顎との摩擦が減少し、舌苔が付着しやすくなります。さらに、口呼吸による口内の乾燥も細菌の増加を促進する要素となります。
ステロイド剤や抗生物質を長期間使用すると、口内の常在菌フローラのバランスが変わり、黒色の舌苔(黒毛舌)が生じる可能性があります。
以上が舌苔形成の主要な要因となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
さいたま市北区にある歯医者・歯科
『関口デンタルオフィス』
埼玉県さいたま市北区宮原町4丁目134−24
TEL:048-652-1182