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認知症と歯周病の関係

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。院長の関口です。

今月は認知症と歯周病の関係についてお話ししたいと思います!

 

認知症は国家レベルの問題とされていることをご存知でしょうか?

 

厚生労働省は段階の世代が皆75歳以上になる2025年には65歳以上の5人に一人、約750万人が認知症になると試算しています。これは、埼玉県の人口とほぼ同じ数です。

そして『認知症になりやすい人』と『認知症になりにくい人』のターニングポイントがあると言われています。

実は35歳を過ぎた頃から、脳には認知症の原因物質が溜まりやすくなり、このタイミングで『ある習慣』を変えなければ、認知症の発症リスクが一気に高まることが、様々な研究で明らかになってきています。

そしてそのある習慣というのが『歯のケア』と言われています。

歯のケアを怠ることで歯周病を発症するリスクが増加してしまうのです。

歯周病は30歳台で約78%の人が罹患していると言われているいわば国民病なのですが、その歯周病の治療を怠ってしまうと歯の喪失を招き認知症のリスクが高くなるのです。

 

なぜ歯がなくなると認知症になりやすいのでしょうか?

 

歯の根の周りには『歯根膜』というクッションのような器官があり、咬むたびにその歯根膜が30μ沈み込むと言われています。そのわずかな圧力で歯根膜にある血管が圧縮されて、ポンプのように血液を脳に送り込むのです。

その量は、ひと咬みで3.5ml。3.5mlといえばお弁当についている魚の形の醤油入れ。

だとすれば、咬むたびにあの容器いっぱいの血液が脳に送り込まれていることになります。

ひと咬みでこの量ですから、よく噛めれば噛めるほど脳にはひっきりなしに血液が送り込まれて、脳は活性化されて元気になるのです!

ところが歯周病や虫歯によって歯を喪失すると、歯根膜のクッションにかかる圧力が減少し、脳に送り込まれる血液の量が減少します。すると、脳への刺激が減って、脳機能の低下につながるのです。

脳機能の低下はやがて認知症へと繋がっていきます💦

実際、東北大学大学院の研究グループが歯の数と認知症の発症率について行った調査によると、

『脳が健康な人』の歯は平均で19.4本で、『認知症の疑いありと診断された人』の歯は9.4本でした。

つまり残っている歯の数が少なければ少ないほど認知症になりやすいことが統計からも明らかになったのです!

 

今までと同じ歯のケアで大丈夫でしょうか?

 

先ほど30歳代で約78%の方が罹患しているとお伝えした歯周病は、初期段階では痛みや自覚症状が出ないことがほとんどです。

そのまま歯周病に気づかず違和感が出はじめた頃には既に重症化しており、抜歯を余儀なくされることも少なくありません。

そうすると先ほど述べたように歯の喪失により脳血流が減って認知症のリスクが高まってしまうのです💦

歯周病は免疫力が低下する35歳前後から発症が増えていくと考えられている説があります。

だとすれば、若い頃と同じようなケアではたちまち歯周病を発症するリスクが高くなることになります。

歯周病は風邪と違って自然治癒はしません。

イキイキとした脳の状態を保つためにも35歳からは今までと歯のケアの仕方を変える必要があるのです!

そのため当医院では、患者様それぞれにあった歯ブラシの方法・補助器具の使い方・歯ブラシの選択・歯磨き粉の選択などを検査を行った上でご提案させていただいております。

生涯ご自身の歯で美味しくなんでも食べることができるような健口づくりは、お身体全体の健康へとつながると考えております。

歯周病は勿論、お口のなかのお悩みなどございましたらどんなことでも構いませんのでご相談いただければと思います。

 

 

 

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