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こんにちは!院長の関口です。
今月は日本人の平均寿命の長寿化が進む中で、快適で充実した人生を送るために重要なことを私なりの意見ですがお伝えしていきたいと思います。
早速ですが、私なりの答えをズバリ述べます!!
それは健康!であり続けることです。
日本は世界の中で最も寿命が長い国となりました。しかしその寿命が伸びる一方で、自立して生活できる『健康寿命』との差は約10年と縮まらず、生涯の最期10年余りは介護が必要になってしまう可能性が高いことが現状の課題となっています。当然のことながら介護が必要になれば、自由に好きなところに出かけたり、食事を楽しんだりすることができなくなってきてしまいます。
「引用元:クラブサンスター」
皆さんオーラルフレイルという言葉をご存知ですか?
「オーラルフレイル」とは、オーラル(=口腔)とフレイル(=虚弱)を合わせた言葉で、食べこぼしや食事中の「むせ」といったささいなお口の衰えをきっかけにお口の機能が低下し、食べる機能の障害へと進んでいくことです。
つまりオーラルフレイルによって食事を満足に取れなくなってしまうと栄養状態が悪化し、体力や筋力の低下を招き、全身の健康状態に影響が出てくることにつながります。
もう一つ!『8020運動』はご存知ですか?
この運動は“生涯、自分の歯で食べることを楽しむ”という願いを込めて、厚生労働省と日本歯科医師会が1989年にスタートさせたものになり、80歳で20本以上の歯を残すという目標から、この名前がつきました。
当初は80歳で20本以上歯がある人は10%にも満たない程度でしたが,現在では51.2%になっています。30年近くでかなり数値的には上がったように見えますが、臨床実感として、状態の非常に悪い歯を無理やり残しているといったお口の中の方も含まれるので、実際はまだまだ数値以上に健康な歯が20本残っている方は少ないのが現状と考えています。
「引用元:クラブサンスター」
ご説明させていただいたように、私はオーラルフレイルを予防することで健康寿命を伸ばすことができると考えています。
例えばTVで元気なお年寄りが健康の秘訣に、お肉でもなんでも食べることができることを挙げていたりするのを見ると食事の大切さを実感します。つまり裏を返せば、なんでも食べることができるお口の中の状態をしているということです。
残念ながら、歯を多く失ってしまい、入れ歯を入れている方は、天然歯がしっかり残っている場合と比べると食べることに不自由することが多くなります。義歯は、義足や義手と同様で失ったものを補う装置になりますが、健常な状態と同じように機能させるのは非常に難しくなります。
「引用元:クラブサンスター」
私はこのフレーズが非常に好きで今回掲載の許可をいただきました。
どんな動物も食べることができなければ生きることはできません。
ライオンでも獲物を捕まえられなければ痩せ細って不健康になり、いざ獲物を見つけても走ることができなかったり、力が出ず逆に返り討ちにされてしまいやがて死んでしまいます。食べることができなければどうすることもできないのです。
人間に関して言えば、高齢になられても健康で充実した生活を営むためにはなんでも食べることが出来るお口の中を維持していくことが必要不可欠ということを示しています。
柔らかいものしか食べることが出来ないお口の状況では、お肉などのタンパク質が取れず、柔らかいお米などの糖質が増えて肥満になり健康が損なわれていきます。
お口の中の健康を維持するためには、
①セルフケアの徹底
②メインテナンスを継続して行う
③高水準の治療を可能な限り受けていただく
ことと考えていますが、健康のためにメインテナンスや治療にかかる費用と時間をご自身の健康のために投資できるかが大前提となります。
お口の中だけでなく体の健康を維持するためには継続した投資が必要だと思います。
ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが、
『自己管理をせずに歳を重ねるごとに不健康になっていき、高齢になったら病院通いに多くの時間とお金が必要になり、不自由な生活を送らなければならなくなる事』と『健康のために早いうちから自己投資をしっかりと行い、高齢になっても自由に美味しいものを食べたり、旅行に出かけたり、或いは仕事をしたり充実した人生を送れるようにする事』とどちらが有意義だと思いますか?
私は迷わず後者を選びます!目指せデヴィ夫人(81歳)!!ですね🤗
今更もう遅いと思われる方もいるかもしれませんが、決してそんなことはないと思います。
お口の健康に関して言えば、歯科医療は大変進歩してきています!
ですから、諦めずお口の中のことでお悩みになっていることがあれば一度ご連絡いただけたらと思っております。
今月は以上となります。お読みいただきましてありがとうございました。