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こんにちわ!院長の関口です。
今月は学術講演での発表がありましたのでその準備に追われていたり、ラグビーを見るのに必死になっていました💦
それにしても日本代表は本当に凄かったですね!あの必死にプレーする姿を見て感動しました!!
語り出したらラグビーの話題だけで終わってしまいそうなので今月のテーマに行きたいと思います。笑
今月は矯正治療の重要性についてお話しして行きたいと思います。
矯正治療というと見た目だけを良くするイメージをお持ちの方が多い印象を受けます。
勿論、口元が綺麗になるだけで印象がかなり良くなったり、思いっきり笑ったり明るい気持ちになれることは間違いありませんが、ここでは矯正治療を行う他のメリットを挙げて見たいと思います。
① 歯科疾患の予防
② あご骨の成長発育障害の予防
③ 咀嚼機能の改善と維持
④ 口唇閉鎖不全の改善
⑤ 発音の改善
⑥ 顎関節と咬合との調和
⑦ 体のバランスや運動能力の改善
⑧ 一般歯科治療を行うために必要な歯の移動が可能になる
などが挙げられます。細かい解説は今回はいたしませんが、生涯ご自身の歯を健康に維持するためには非常に大切な治療といえます。
アメリカでは綺麗な歯並びと白い健康的な歯がステータスとされているため矯正治療を行なうことが一般的と言われていて、子供に塾通いさせるよりも先に矯正治療を優先してさせるようです。(勉強は塾行かなくても自分の努力でなんとかしなさい!、歯並びは歯科医院行かないと治せないでしょ!っていう考え方みたいです。笑)
ちなみにドラマやアニメのキャラクターでも矯正治療をしていることがアメリカでは多く、こうすることで矯正治療を当たり前に行うという意識付けをしていると言われています。
私は学校医として小学4〜6年生の歯科検診を行なっていますが、実際のところ歯並びが良いとされる生徒は5名いるかいないかが現状で、まだまだ矯正治療を行う子供達が少ないことがわかります。特に現代の日本人の子供たちは下顎の成長が弱く、アンガールズの山根さんに似た歯並びが多いように感じます。
このような場合、口の中は下の写真(上の歯の出っ歯も原因)のように上の前歯と下の前歯に前後的な距離が大きくあり前歯は全く噛んでいないことが多く、奥歯にかなりの負担がかかります。それによって今度は奥歯に虫歯や歯周病・歯の破折が起こることが少なくありません。
そのため当医院では歯並びや噛み合わせが間接的に歯の病気を引き起こしていたり、あるいは将来的に引き起こす可能性が考えられる場合には矯正治療を治療計画に含めお話しさせていただくこともあります。(勿論、治療をご希望になられるかどうかは患者様ご自身のご決断になりますのでご安心ください。)
矯正治療は成長期であれば顎の成長をコントロールしながら歯並びを改善していくことができますが、成人になってからでは顎の成長は止まっていますので治療の選択肢が狭まってしまうのは確かです。
ただし・・・成人になってからでも矯正治療を行うことはできます!!
(当医院では60代の方でも矯正治療をしている方もいらっしゃいます。)
そのため重要なことは、
①小学生のうち(できれば10歳までの間)にできるだけ矯正治療をスタートする
②成人になってても将来の歯の維持のために矯正治療が必要あれば考えてみる
です!
全ては長く美しい歯で美味しく食べるために
・・・ということで今月は矯正治療について少しお話ししました。当医院では月に2回矯正医による無料相談も行なっていますので気になることやお悩みなどございましたらご連絡いただければと思います。
次回はセラミック矯正は危険!!という内容でお話ししたいと思います。楽しみにしていただければと思います☺️