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こんにちは、院長の関口です!
今月は「オーラルフレイル」についてお話しします。オーラルフレイルとは、口腔機能の低下によって食事や会話が難しくなる状態を指し、高齢者に多く見られます。この状態は栄養不足、身体の機能低下、社会的孤立など、多くの健康問題を引き起こす可能性があります。そこで、栄養・運動・社会参加という観点から歯科治療の重要性をお伝えします。
口腔機能が低下すると、硬い食べ物や繊維質の多い食べ物を避けるようになり、栄養バランスが崩れることがあります。特に、タンパク質やビタミン、ミネラルの不足は健康に大きな影響を及ぼします。定期的な歯科検診と治療によって、噛む力を維持し、多様な食材をバランスよく摂取することが可能になります。これにより、全身の健康を保つことができます。
口腔機能の低下は、全身の運動機能にも影響を与えます。例えば、食事を十分に摂れないことでエネルギー不足に陥り、体力や筋力が低下します。さらに、歯や口腔の痛みがあると食事だけでなく日常の活動も減少し、運動量が減ることになります。適切な歯科治療を受けることで、痛みや不快感を取り除き、活動的な生活を続けることができます。
口腔機能が低下すると、会話が難しくなり、人とのコミュニケーションが減少することがあります。これが社会的孤立を引き起こし、メンタルヘルスにも悪影響を及ぼすことがあります。定期的な歯科治療により、口腔機能を維持することで、積極的に社会活動に参加し、豊かな人間関係を築くことができます。
オーラルフレイルの予防・改善には、栄養・運動・社会参加の三つの視点からのアプローチが重要です。そして、その中心には口腔の健康があり、歯科治療はその鍵となります。定期的な歯科検診と治療を受け、健康な口腔環境を保つことで、全身の健康を守り、質の高い生活を続けましょう。
健康な生活を目指して、一緒に頑張りましょう!
お読みいただき、ありがとうございました。