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こんにちは!院長の関口です。
今月はセラミック治療について私の考えをお話ししていきたいと思っております。
当医院では数多くの患者様にセラミック治療を受けていただいております。
その中で、患者様から『どのくらい持ちますか?』や『一生持ちますか?』とご質問をいただくことが少なくありません。
セラミック治療は自由診療ですから治療費がかかることがデメリットですし、高額な治療費を払ったのにすぐにダメになってしまうようなら、このような治療は誰も選びませんよね。
しかし、以前にもブログにて書かせていただきましたが、しっかりと適切に治療を進めていきセラミックを装着できたならば、かなり虫歯になるリスクは軽減できる治療であると私は考えております。
よくセラミックの利点としてWeb等で『汚れがつきづらい』と記載されていることが多くあります。確かにその通りなのですが、それでも被せ物と歯との接着する境界に隙間が多く存在(装着時はセメントによってその隙間は埋められていますが、その部分が厚ければ汚れがつきやすくなると考えています。)していたりするようでは、やはり虫歯を作ってしまう原因になるでしょう。
つまりセラミックでも隙間が大きければ虫歯のリスクは高くなり長持ちしにくいということです。
そして当医院ではセラミックを長持ちさせるために①治療時間②使用機材・材料③歯科技工士というような部分にこだわって治療を行なっております。
(適合を合わせるための重要なことについては2020年の6月のブログにて記載しておりますのでご覧いただけたらと思っております。)
そのため、継続したメインテナンスにお越しいただけている方に関しては、万が一虫歯やセラミックの破折等が起こってしまい再治療が必要になってしまった場合でも5年の無償保証をつけております。
残念ながら、どんなに最善の治療を施したとしても全く治療していない天然歯には及びません。
そして天然歯ですらメインテナンスを怠ってしまったら虫歯になる可能性が高くなるわけですから、セラミック治療後でもメインテナンスは必須です!
歯は365日絶えず食事のたびに、体重くらいの力や場合によっては100キロ以上の力がかかることもありますし、熱いもの(お味噌汁75℃)や冷たいもの(5〜15℃)によって刺激を毎日受けているのです。そして細菌だらけの場所にいます。
私たち人間がそんな過酷な環境にいたら死んじゃいますねwww💦
それだけ負担がかかっているので、それを健康な状態で維持していくのは容易ではないことや長期的に治療したものが長く持つようにするには一筋縄ではいかないことをご理解いただけたらと思います。
世の中にあるもので一生使えると記載されて売られているものなどないと思います。いかに良い製品を購入して、それを大事に使っていくかによって、どんなものでも長持ちの度合いは変わってきますよね?それと同様だと思います。
私の思いとしては、毎日食事を取るために頑張ってくれている歯を皆様には大事にしてほしいと思っています!
歯の価値を見出していただき、しっかり治そう!悪くならないようにしよう!と思っていただけたら幸いです😊
目指せ口腔内先進国です!!
いかがでしたでしょうか?
今月もお読みいただき有り難うございました。