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関口デンタルオフィスです。
今日は、歯石を放置するとどんなリスクがあるかについてお話しします。
「歯石」とは、歯に付着したプラーク(歯垢)が石灰化してできた物質のことです。プラークはネバネバとした感触があるのに対し、歯石は硬く、石のようなものです。
歯石の主成分は「リン酸カルシウム」であり、歯垢が「カルシウム」やミネラルに分類される「リン」によって硬化していきます。歯石は直接的に歯周病や虫歯を引き起こすことはありませんが、プラークが病気の要因となる可能性があります。歯石には細菌が住んでいますが、すでに固まっているため無害です。
しかし、歯石が口内の様々な問題の原因になる可能性があるため、最終的には除去する必要があります。誰でも歯石が発生する可能性があります。
歯医者での定期的なクリーニングを怠ると、日常的な歯磨きだけでは、歯石ができてしまうことがあります。
個人によって「歯石のできやすさ」は異なりますが、適切な歯磨きをすることで、歯石の生成を遅らせることができます。しかし、歯磨きをしていない場合、プラークは半月ほどで歯垢に変化すると言われています。
また、クリーニングの頻度にも個人差があります。涎の成分によって「歯石のできやすさ」が決まるため、涎の性質を調べるためには、唾液検査を受けることをお勧めします。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
さいたま市北区にある歯医者・歯科
『関口デンタルオフィス』
埼玉県さいたま市北区宮原町4丁目134−24
TEL:048-652-1182