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こんにちは。院長の関口です。
今月は日本と他の先進国とのお口の中の違いについて少しお話ししたいと思います。
先日このようなテーマでテレビ放送されているのを目にしました!
テレビでは外国人の方のインタビューで『日本人は口が臭いから電車に乗りたくない😰』などといった日本人の口臭が気になっている方が非常に多いということを言っていました。(来年オリンピックなのに・・・)
実際にパナソニック株式会社の調査(2017年)によると、日本人同士でも72%のビジネスパーソンが『他人の口臭が気になる』と回答しています。
その口臭の一番の原因は、口腔(こうくう)内環境の悪化が多く、口腔内環境に「自信がある」人は、たった27%。現在のケアでは「十分にケアできていると思わない」という人は、61%だったと言います。
そしてそのようなケアの不十分なことにより、日本人の成人の80%は、なんらかの程度の歯周病に罹患してしまうことになるのです。
なぜ日本人は口腔ケアに関心がないのでしょうか?
よく言われているのは歯に対する価値の考え方の違いです。
先進国の人の中には『歯を一本失うのは指一本失うのと同じ』と考えている人もいると聞いたことがあります!(凄いですよね!これは衝撃的でした。)
特にアメリカでは国民皆保険がないので治療費が高額になるため、病気にならないようにケアにお金をかける。あるいは万が一治療が必要になったら最善の治療を受けて再発を防ぐ。という考え方が定着しているようです。よって、子どもの頃からそもそも虫歯にならないよう口腔ケアをしっかり教育され、歯ブラシだけでなく、フロスなどを使ってしっかり歯間ケアもするのが当たり前になっているのです。
一方、日本では良いか悪いかは別として、病気になっても国民皆保険により安価で最低限度の治療が受けられるので手入れも怠ることが多くなり、お口の中の関心が薄れてしまうようです。
とは言っても、なかなか病気になった後の自分について、想像力を働かせることは難しいものですよね。
将来の虫歯や歯抜けになるリスクについては、あまり実感が湧かないのも痛くないのだから無理はないのかもしれません。
でも、口臭は、リアルな問題です。人間関係にも、ビジネスにも、人生のごきげん度にも影響します。
ですから『臭い』を改善することを一つのモチベーションにしてみてはいかがでしょうか?
お口の中のケアといっても、歯並びだったり、虫歯になりやすいのか、あるいは歯周病になりやすいのか等、色々な点に考慮してケア用品の選択・使い方・頻度も変わってきます。(CMなどであたかも歯磨き粉によって歯周病が治るような宣伝を目にしますが、そんなことはありません!)
ですから、一度歯医者さんに足を運んでいただいて、しっかり検査をした上で、口腔ケアの対策を立てる必要があるのです。(薬局などでたくさんの歯磨き粉の中からなんとなく選んで使ってみても、お口の状態によっては効果的かは微妙なのです(゚o゚;;)
お口の中が綺麗かどうかはエチケットの一つです!
洋服がヨレヨレだったり、髪の毛がボサボサだと他の方に良い印象を与えることはできませんよね?
私はお口の中が汚いのはそれらとまったく同じであると思います。
このブログを読んでいただいた方で、まだ口腔ケアに自信がない方は、是非一度当医院にご連絡いただければと思います。
皆様のお口の中を先進国レベルに変えられるようにサポートさせていただきます!
一緒に先進国を目指しましょう!