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インプラント治療について|さいたま市北区宮原の歯医者・歯科で審美インプラント治療|関口デンタルオフィス埼玉

インプラント治療について

こんにちは!院長の関口です。

2月も発表があったりセミナーや学会に参加をしていてあっという間に過ぎてしまいました!

 

最近になり、当医院ではインプラントに関してお問い合わせやセカンドオピニオンが増えており、少しでも私からブログを通して、インプラント治療に関して情報をお伝えできたらと思い、今月はインプラントについてお話ししていきたいと思います。

まずインプラント治療は歯を失ってしまった部位に人工の歯根(インプラント)を埋入し、その上に上部構造(歯の形をした被せ物)を装着する治療になります。

下の写真は当医院で約4年ほど前に前歯のインプラント治療を行なった術前・術後になりますが、適切な診査・診断のもと、適切に治療が進めばインプラント治療は、他の歯を傷つけることなく天然歯と近い形で噛めたり、審美性を獲得できる大変優れた治療になります。

しかし、患者様とお話をしているとインプラント治療にネガティブなイメージをお持ちの方が多いように感じます。勿論、医療ですからなんでも100%うまくいくということは私の口から申し上げることはできませんが、適切な診査診断・治療技術・セルフケア・メインテナンスといったインプラントの予後に直結するようなポイントを押さえていくことで十分な予知性が見込まれる治療であると思います。

 

ここからはインプラント治療をご検討されている患者様に、事前に知っておいていただきたいことや確認しておいていただきたいことをいくつかお話させていただきます。

①歯周病の検査・治療をインプラント治療前に終了させましょう。

→もし歯周病治療を行っていなければ、必ず検査・治療を行ってからインプラント治療に移ってもらいましょう。そうでなければ、インプラント周囲炎という病気になるリスクが高くなり、インプラントを早期に失うリスクが高くなります。

②診査・診断のために口腔内写真・顔貌写真(特に前歯のインプラント治療の場合:診断を見誤る可能性が出てきます。)は撮ってもらうことをお勧めいたします。

→前歯のインプラント治療は(審美領域)になりますので、笑った時に唇に対してどの程度歯や歯茎が見えるかによっても治療の難易度が変わります。

(前歯は奥歯よりもインプラント治療は難しくなることが多いです。)

③抜歯に至った原因をしっかり聞いておきましょう。

→多くの歯は歯周病や虫歯が直接的な原因で失うことが多いですが、噛み合わせや歯並びが間接的に原因であることも少なくありません。その場合、当医院ではインプラント治療の予後を高めるためにも、噛み合わせや歯並びの改善を治療計画に含めたお話をさせていただく場合があります。勿論、そこまで含めた治療をご選択されるか否かは、患者様ご自身でしていただく形になります。

④CT撮影は必ず行いましょう。

→インプラントは骨の中に埋入いたしますので、現在の骨の状態を確認するため、或はまだ抜歯を行っていない場合でもインプラントの埋入を行うタイミングを決定するためにCT撮影を行う場合があります。

歯科用CTの被曝に関しては、1回撮影するごとに東京-NY間を片道飛行機で行く時に被曝する量と同等ですので安心して撮影が行えます。

⑤インプラントは一生持ちますか?

→可能なかぎり長くご使用いただけるように診査・診断・治療・メインテナンスを適切に行なっていくわけですが、人工物ですので一生持つものではないと考えていただいた方がよろしいかと思います。

さらに歯を失った部分のみではなくお口の中全体の診査を行い、診断をしていくことも大変重要です。

⑦インプラントの埋入本数は歯を失った数だけ必要ですか?

→必ずしもそうではありません。歯を失った部位・本数や最終的にどういった上部構造を装着するかなど様々な点に考慮して決めていくことだ必要だと考えます。ですから、必ずしも歯を3本失ったからといって3本埋入する必要があるわけではありません。

⑧セカンドオピニオンを聞くことも検討しましょう。

→インターネット等で得られる情報が多くなってきましたが、正直申しますと間違った情報や古い情報が散乱しているように思います。ですから、必要以上にそういった情報に惑わされることはやめた方が良いでしょう。

もし歯医者さんでインプラント治療を選択肢の一つとして提示され検討していく中で、少しでも不安なことがあったりしたら先生に質問されたら良いと思います。それでも不安が解消されない場合はセカンドオピニオンを受けることを検討されてはいかがでしょうか?

(当医院ではセカンドオピニオンを受け付けておりますが、口腔内を見ることなしに治療の方法などをお伝えすることはできません。ご来院頂くことを原則とさせていただきますので宜しくお願い致します。)

 

いかがでしたでしょうか?

歯を失いインプラント治療をご検討する際の参考に少しでもしていただけたら幸いです。

このブログを読まれた方で何か疑問などがございましたら、一度ご連絡いただけたらと思います。

 

 

 

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