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こんにちは!!院長の関口です。
今月は欧米との文化の違いをお口と関連付けてお話ししたいと思います!
以前のブログにも書いたことがあるのですが、先進国の外国人の多くは日本人の口は汚いというイメージを持っています😭
その背景に欧米では歯が白くて綺麗な歯並びでいる事は
①身だしなみの一つ
②ステータスの一つ
③自己管理がしっかりできている証拠
④健康のバロメータ
と考えられており、綺麗な状態を維持するためや、治療受ける際には時間・費用を惜しんででもしっかりとした治療を受けることが多いとされています。
そのため、歯並びが悪い子供には矯正治療を受けさせてあげることが欧米では親の義務いわれているようです。(欧米では塾に通わせる費用と矯正治療を受けさせる費用を両方払えない家庭では、矯正治療を優先するようです。理由は、歯並びは努力で治りませんが、勉強は塾に通わなくても努力次第でできるようになるかららしいです。。非常に合理的ですよね!)
国際化がさらに進んでいき、海外の人と接する機会が多くなる中、綺麗なお口の中をしていることは、その人に対してのイメージを大きく左右する重要なことだと言えます。
そんな中で、最近では新型コロナウィルスによってマスクをする機会が多くなり日常生活で自分以外の人の口元を見ることが減ったのではないでしょうか?
私は、口元が見えないことで相手の人の感情(笑っているか等)がわかりづらくなったと感じています。
実はこのことに関連した論文があります!
Are the windows to the soul the same in the East and West?
Cultural differences in using the eyes and mouth as cues to recognize emotions in Japan and the United States
この論文では、コンピューターで生成された表情を学生に見せ、「楽しい」「悲しい」などの感情を判定してもらったところ日本人は「目」アメリカの学生は「口」を重視したという結果だったとのことでした。
こうしたことからも欧米では感情を読み取るために口元を見る機会が多いため、歯をきれいにする習慣が身に付いているのかもしれません(^ ^)
上記に述べたように、日本人は感情表現において目を、欧米は口を重視する傾向にあり、その結果、絵文字にもその傾向が現れているという説があります!!
日本の絵文字は「目で感情を表しているものが多く、口の変化は少なめ」。対して欧米の絵文字は「目の変化は少なく、口で感情を表している」、といった絵文字の傾向に違いがあります。
まさに先程の論文と同じことですよね。
普段から意識したことなく生活しているにも関わらず、価値観や考え方の違いによって文化にも反映されていると思うと非常に面白いですね!
私としては、日本でも歯に対する価値観が今よりももっともっと高くなることを願っています!!
いかがでしたでしょうか?
今月はちょっと普段と違った視点でのお話でしたが、関口デンタルオフィスでは患者様の歯に対しての価値観を少しでも変えていくことができたらと思って日々取り組ませていただいております。
その背景としては、『やっておけばよかったこと。(健康部門)』に『歯の治療』が常に上位ランキングされている事も理由の一つです。歯を失ってからでは、自分の歯と同じように食事を楽しんだり、見た目を若々しくするには、時間や費用がかかります😭
食べる事は健康の秘訣です!!
このような現状を打開するためには治療の質は当然のことながら、患者様が歯に対する価値の高さに早く気づいていただくことはとても重要です。
目指せ!先進国化計画です!!
今月もお読みいただきましてありがとうございました。