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こんにちは!院長の関口です。
今月は健康で長生きするための秘訣としてお口の健康が大きく関わっていることをお話ししていきたいと思っております。
以前にもお話ししておりますが、日本では歯に対しての意識が低いことが言われています。
その理由に、お口の中の多くの病気が直接命にかかわらないという点も一つ挙げられると思います。(悪性腫瘍は別ですので注意してください)
確かに歯の病気(虫歯や歯周病)が直接命に関わることは多くはありませんが、歯がなかったり、入れ歯が合わずに食べられるものに制限が出てしまうことで生活の質が低下してしまうことが言われています。
人生100年時代と言われ始めた日本では、2007年生まれの半数は107歳まで生きると予想されているほど日本人の長寿化が進んでいます。ちなみに2022年現在の世界の平均寿命は男性で71歳・女性で76歳らしいです。
しかしその一方で、寿命が伸びているからといって健康で長生きできている人が増えているわけではありません。
実際、糖尿病の人は予備軍も含めて約2000万人いると言われ、また認知症に至っては60歳以上の高齢者の二人に一人がなるという推計もあります。
長生きするなら健康で、いろいろなことを楽しみながらできるだけ不自由なく過ごしたくはありませんか?
その鍵の一つがお口の中の健康にあると考えられています。
最近ではお口の健康が全身の健康に与える影響は様々あると言われていますが、その代表としては、
①糖尿病
②認知症
③感染症
④寝たきりになるリスク
などが挙げられています。
私自身、特別養護老人ホームの理事をさせていただいていることもあり施設の利用者の方に接する機会があるのですが、上記の問題をいくつも抱えていらっしゃる方が非常に多いと感じています。
そしてそれに付随してほとんどの方のお口の中の健康が損なわれています。
こうした現状を目の当たりにしていますので、少しでもお口の中の健康に興味を持っていただき、健康寿命を伸ばすことを意識していただきたいと常日頃から思っております。
<お口の健康寿命を伸ばすために私がしていること4選>
では実際私がお口の健康を維持するために行なっていることをお話しします!
それは簡単です!
・毎食後の歯ブラシと夜にはフロスにて歯間部分のお掃除、うがい薬でのマウスウォッシュ
・半年に一回医院での歯周病や虫歯のチェックとプロフェッショナルクリーニング
・一年〜二年に一度のレントゲン撮影
・夜寝るときのマウスピースの装着です。
こうすることで、かれこれ20年近く虫歯にもなっていませんし、歯周病も全くありません😆
日頃から当医院にいらしていただいている患者さんにお伝えさせていただいている内容を実践しているだけで、お口の健康維持を身をもって体験しています!
もちろん専門家だから歯ブラシの使い方は手慣れているかもしれませんが、皆様も毎日意識しておこなっていけば必ず歯ブラシやフロス・歯間ブラシの使い方は上達するはずです。
なんでも継続は力なりです!
このまま暴飲暴食をせず、適度な運動をおこなって長く健康維持を行えるようにすることが私の一つの目標です!
お読みいただいた皆様も健康寿命を伸ばすために意識改革をしてみてはいかがでしょうか?
次回は全身へ影響を及ぼす病気とお口の関係について深掘りしていきたいと思っております。
今月もお読みいただきまして誠にありがとうございました。