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当医院におけるセラミック治療(精密歯科治療)について〜その1〜|さいたま市北区宮原の歯医者・歯科で審美インプラント治療|関口デンタルオフィス埼玉

当医院におけるセラミック治療(精密歯科治療)について〜その1〜

こんにちは!

緊急事態宣言が解除され、少しホッとした気分になっている院長の関口です。

当医院では緊急事態宣言が解除された後も、可能な限り感染予防対策を行い、また第二波・第三波にが起きてしまった場合の対策も適切に行えるようにしていきます。

 

では、早速今月のトピックであります当医院におけるセラミック治療についてお話ししていきます。

まず、大きな虫歯を作ってしまった場合にはその状況によって、詰め物や被せ物にて治療を行う場合がほとんどになります。(因みに下図 左:被せ物 右:詰め物  共に材料は金属です)

日本では非常にポピュラーな金属の歯ですが、実は他の先進国ではあまり行われない治療です。(国によっては使用禁止となっていたりします)

セラミック治療とはその被せ物や詰め物を金属ではなく、セラミックを使用して行う治療となります。

 

<なぜ他の先進国では金属を使用しないのか?>

日本の保険治療で使用可能金属は金銀パラジウム合金というものになりますが、金パラの組成は金12%、パラジウム20%とJIS規格で定められており、他は銀が約50%、銅が約10%ですから、金+パラジウムの貴金属の成分はわずか32%であり、厳密にいえば銀合金です。(歯科用合金は金、白金、パラジウムの貴金属が75%以上含まれていないと化学的に安定せず口の中で溶けだす危険性があります。)

そして金属(特にパラジウム)が口腔内で溶け出すことによって金属アレルギーのリスクが高くなり、体に良くないため他の先進国では使用しない傾向が強くあります。(セラミックでは金属アレルギーにはなりません。)

さらに金属治療の欠点は、アレルギーだけではなく、、、

1:虫歯になりやすく治療の回数が増え結果的に歯を失いやすくなる

2:見た目が悪くなる(海外の人たちは日本人の銀歯の多さに驚くことが多いようです)

といったことがあると考えます。

<被せ物や詰め物の治療で歯は元に戻るわけではない!!>

私は歯科治療は医療の中でも特殊であると考えていて、風邪などは薬を飲んだりすれば体は元通りになりますが、虫歯で歯を削った部分は再生して元に戻るわけではありません。

何かしら歯科材料を使用してその部分を埋めたりして修復する形になります。つまり治療の跡が残るのです。

そして非常に大事なのは、その治療の跡をどれだけ目立たなくできるかになります!!

何故なら、虫歯や歯周病は菌(目に見えない微生物)が原因で起こるので、治療した部分と歯の境目にできるだけ隙間がないようにしないといけないのです。でないと、隙間から再び虫歯になります(>_<)

 

当医院でのセラミック治療では、審美性はもちろん、さらには被せ物や詰め物の適合に非常にこだわるのが特徴です。

そうすることで治療の跡が少なくなり、元の歯に近い状態まで近づけることができるのです。(ただし、どんなに頑張っても未処置の歯にはかないません・・・)

その結果、笑った時にも銀歯が目立つことなく自然で美しく、尚且つ再治療を減らすことができるため、ご自身の歯を長く使い続けていくことができるのです。

ただし・・・言葉で書くのは簡単ですが、

綺麗な他の歯に調和した色調で作成することや、虫歯になりづらくするために歯にピタッと適合よく歯に装着するは難しい治療です。

そのためには時間をかけて、いろんな技術や機材・材料を駆使して行う必要があります。

当医院では技術の習得や高水準治療を行うための機器や材料の使用・詰め物や被せ物を作成してくれている技工士の高い技術力などにこだわりセラミック治療を行なっております。

長くなりますので今月はここまでにさせていただき、次回は当医院で行なっているセラミック治療の詳細についてお伝えできればと思います。

今月も御覧戴きまして誠にありがとうございました。暑くなってきますのでお身体には十分にお気をけてお過ごしください。

 

 

 

 

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