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こんにちわ!院長の関口です。
今月は先日当医院で導入いたしました口腔内スキャナー(以後IOS)についてお話ししていきたいと思います。
IOSというのは簡単に申しますと、今までは型を取るときに印象材(ドロッとした材料)を使用していたのですが、その代わりにカメラで型取りと行う装置のこといいます。
当医院で導入しましたIOSは3shape社のTORIOS3で、非常にスキャナーの精度が良いとされていて撮影時間も非常に早い優れものです!
では、少し当医院で導入したTORIOS3と若干機種の違いはありますが、どのように使用していくかご覧下さい。
いかがですか?
実はIOS自体は、大分以前から様々なメーカーより発売されていましたが、スキャナーの精度や撮影スピード等に問題があったりで、私の中では質の高い治療を行うのは難しいと感じていました💧
しかし、このTORIOS3というIOSはかなり精度が高い(論文:Finish line distinctness and accuracy in 7 intraoral scanners versus conventional impression: an in vitro descriptive comparison.で実証されています。)と言われています。
実際、日本では認可の問題で今はまだIOSも被せ物などの作成のための型取りやマウスピース矯正に使用することがメインではありますが、歯科医療先進国では顔のスキャンまで行ったり、全てをデジタルで行い始めています。
すごい時代に突入しています。笑
ただし、使用してみてまだまだIOSの得意な部分と苦手な部分があると実感していますので、当医院では症例に応じて従来の方法とIOSを使用した方法とを使い分けて質の高い治療を行なっていきたいと思っております!
IOSのフル活用には正直もう少し時間がかかるかもしれませんが、当医院では常に歯科医療先進国に目を向け、皆様に質の高い治療をご提供できるよう努めており、その先駆けとして今回導入いたしました。
今後もさらなる医療の進歩に乗り遅れることなく邁進してまいりたいと思っております。
何かお口の中のことでお困りのことがございましたらご連絡いただけたらと思っております。
関口デンタルオフィス 関口 亮